East of Bali Excursion “The Touch
バリ島東部ツアー“ザ・タッチ”


バリ倶楽部にて予約
◇78ドル/1名・約7.5時間

料金に含まれる内容
・日本語ガイド
・ホテル送迎
・昼食
・飲み物


*2010年1月

バリ東部でおもしろいツアーがあるという噂を聞きつけて行ってきました! ツアー会社のWebサイトには「シナリオのない冒険&発見の旅。決められたルートはありません」とあります。どんな旅になるのか興味津々。泊まっていたチャンディダサのホテルでピックアップしてもらい出発です。

◆クサンバ
最初に訪れたのは天然塩の産地として有名なクサンバ。パダンバイより南西に位置する海沿いの村です。この黒砂のビーチで、昔ながらの製法で塩が作られています。砂の色が濃い部分が、海水を撒いた塩田です。

左上/ガイドのスワルタが製塩について説明してくれました。
右上/何度も海水をかけた黒砂をこの入れ物に入れ、そこにさらにまた海水を加えて、塩分の濃い海水を作ります。
左/このバケツのような入れ物で海水を運びます。
クサンバの塩が美味しいワケ、それは海洋深層水にあります。クサンバのあるバリ東海岸付近には水深約1,300メートルという深いロンボク海峡があり、そこから海洋深層水が湧き上がってきます。太陽の光が届かない深海はミネラル分を栄養とするプランクトンが生息していないため、ミネラル豊富な海洋深層水になるというわけです。そのミネラルたっぷりの海洋深層水を含んだ海水を汲み上げて作られるクサンバの塩。美味しくないわけがありません。
ちなみに、ロンボク海峡にはウォーレスラインという生態系のエリア分けの線が走っていて、バリ島とロンボク島ではまったく違う生態系になっています。昔々、海面が今よりもだいぶ低く多くの島が地続きだった頃、バリ島とロンボク島は深い海峡で分かれていたんでしょうか。

先ほどの塩分の濃い海水を天日に干します。すると、バリの強い日射しの下、塩の結晶ができてきます。1日にできる塩の量はこのザル5杯だそう。混じりっけなしの100%天然手作り塩です。

美味しい塩を作っているお父さんと美味しい塩を生み出す製塩所。

おみやげとしていただきました。粒が大きくて甘味と旨味たっぷりの塩です。帰国後これでおにぎりを作ったらとっても美味しかったですよ〜。


ゲルゲル寺院
続いて、東部の古刹・ゲルゲル寺院に行きました。ガイドブックにはほとんど載っていないお寺です。

お寺なのでサロンとスレンダンを巻いて入ります。緑の芝生が広がり整備されている印象。

 

この割れ門をくぐってお寺の内部へ。

14世紀にマジャパイト(当時ジャワ島で栄えていたヒンドゥ教の王国)から偉いお坊さんが5人やってきて、そのうち2人がこのゲルゲル寺院に配置されたんだそう。5人のうち1人は、バリ・ヒンドゥの総本山・ブサキ寺院に迎えられているんだとか。

地図を見ながら、バリの歴史について話を聞きました。国民のほとんどがイスラム教のインドネシアで、なぜバリだけがヒンドゥ教なのか、という興味深い内容に聴き入ってしまいました。特に印象的だったのは、ププタンの話。第一次世界大戦より少し前のバリ、クルンクン王朝はオランダ軍の侵攻に対し自分たちの美学を見せつけながらも滅びていく…その様子を想像して思わず涙ぐんでしまいました。


上/ヒンドゥ教の考えでは、対比のバランス(二元的対立)がとても大事。善と悪、山と海、などなど。そんなわけで、神様が祀られている塔の前には、男性と女性の石像が。
左/ゲルゲル寺院の僧侶の名前・連絡先がリストになっています。参拝者が何かあったときのために控えていく姿も見られるそう。
お寺の前でペペス・イカンの屋台を発見。美味しそうな匂いにつられて注文しちゃいました。

左/Wピースでノリがよいお兄さん。美味しく焼いてね〜。
右/サテ・リリ(つくねの串焼き)とペペス・イカン。隠れちゃったけど、サンバルマタも付いてました。辛さが利いて良いお味でした。


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